ジャッキー・サコッチオの個展、「Unbearable Lightness ― 堪えがたいほどの光」が、THE CLUBにて開催。
© Jackie Saccoccio, Place (Blue Speed), 2018 Courtesy of the artist and Van Doren Waxter, New York.
サコッチオの作品において、キャンバスは描かれるものであると同時に、描くものでもある。
彼女のオリジナリティは、絵の具を滴らせた二つの巨大なキャンバスを、引きずり、刷り合わせることによって、キャンバス上に偶発的な網目模様を生み出していくことによって、自然と人工の相反する緊張感がよりあらわになる。
導かれるままに、自然と規律の関係性をよりいっそう鮮やかに描きだすことが特徴的だ。
© Marco Giugliarelli for the Civitella Ranieri Foundation 2017
本展覧会では、その身体的で激しい技法とは裏腹に、いくつもの絵の具の層が織り成す、光り輝く11点の新作と、2点の版画をご覧いただける。
現在ニューヨークを拠点として活動する彼女の作品は、メトロポリタン美術館やダラス美術館をはじめとする世界各国の美術館に収蔵されている。
本展はアジアでは初となる注目の個展。たっぷりと堪能したい。
■Title:ジャッキー・サコッチオ(Jackie Saccoccio)「Unbearable Lightness―堪えがたいほどの光」
■Exhibition Period: 2018年9月8日(土) - 2018年11月10日(土)
■Place: THE CLUB [ GINZA SIX 6F 銀座 蔦屋書店内 ]
■Open: 11:00 - 19:00
■Close: GINZA SIXに準ずる
■Web Site: http://theclub.tokyo/
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