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2019.06.04 00:00

ヴェネツィアからの熱き便り。国際的展覧会で羨望を集める前竹泰江の作品。

「Urethane Flower on Steel Stem Clad with Foam」(2013), 高233 x 284 x 177 cm (高91 x 110 x 67 インチ), 鉄、ポリウレタン樹脂、エポキシ粘土、ワニスがけした炙ったスチロール写真 © Heist Gallery

2018.10.12 22:00

セーヴルの伝統と創造、今なお新しいその理由に迫る、日本初の大規模展「セーヴル、創造の300年」。

ポプリ壺「エベール」　1757年　セーヴル陶磁都市所蔵 Photo © RMN-Grand Palais (Sèvres, Cité de la céramique) / Martine Beck-Coppola / distributed by AMFヨーロッパ磁器の最高峰の一つ、セーヴル磁器。その誕生は、フランス国王ルイ15世の庇護を受け、1740 年にパリ東端のヴァンセンヌに誕生した軟質磁器製作所が、西端のセーヴルへ移転して王立磁器製作所となったことに始まります。セーヴル磁器は、ポンパドゥール侯爵夫人、ルイ16世とその王妃マリー・アントワネットに納められたほか、外交上の贈答品としてロシア皇帝エカテリーナ2世らの王侯貴族を魅了していきます。やがて、19世紀半...

2018.10.07 23:00

わずか7日間の特別展覧会、「ストラディヴァリウス 300年目のキセキ展」が森アーツセンターギャラリーにて開催。

ストラディヴァリウス300年の歴史が詰まった、世界初の体験型クラシックフェスティバル、『TOKYO STRADIVARIUS FESTIVAL 2018 -‘f’enomenon-』のフィナーレを飾るメインエキシビション。本展では、世界で5挺しか現存していない、ストラディヴァリウスギター「サビオナーリ」が初めて来日し、展示や生演奏が楽しめる。10月13日(土)15時は、このサビオナーリの生演奏をお聞きいただけるミニライブを予定。また、ヴァイオリンの聖地と言われる、イタリアのクレモナからは、弦楽器製作の職人が工房に常駐し、間近で熟練の手さばきもご覧いただける。

2018.10.05 23:00

「エキゾティック×モダンアール・デコと異境への眼差し」

ルイ・ブーケ《ブラック・アフリカ》1931年、Ville de Boulogne-Billancourt, Musée des Années 30 © Musées de la Ville de Boulogne-Billancourt Photo : Philippe FuzeauLouis Bouquet Black Africa 1931 Ville de Boulogne-Billancourt, Musée des Années 30 © Musées de la Ville de Boulogne-Billancourt Photo : Philippe Fuzeau両大戦間期のフランスに花開いたアール・デコ。パリを席巻したロシア・バレエ、ツタンカ...

2018.10.04 23:00

「見る」ことの不思議を通じて、「見る」ことについて再考を試みる。

映画をベースとした制作活動を行う、SHIMURAbrosは、ベルリンを拠点に国内外で活躍するユカとケンタロウからなる姉弟ユニット。彼らの表現方法は、映像、彫刻、インスタレーションと多岐にわたり、本展では、「見る」という行為の本質を問いかける、映像と噴水を中心とした新作インスタレーションを発表する。

2018.10.04 23:00

金沢21世紀美術館〈lab〉シリーズ第3弾は、最先端の死の研究所「DeathLAB（デスラボ）」をフィーチャー。都市における「死」をめぐるさまざまな問題を問う。

《Constellation Park》2014 ©LATENT Productions and Columbia GSAPP DeathLAB「DeathLAB（デスラボ）」は、建築家のカーラ・ロススタインが代表となり、2013 年にアメリカのコロンビア大学の建築・都市・歴史保存大学院に設立。彼女は20年間に渡り、コロンビア大学で教べんを取っている。

2018.10.03 23:00

20世紀美術の母の異名を持つ、ペギー・グッゲンハイム。ペギーの人生と彼女を取り巻く20世紀を代表する芸術家たちを追ったドキュメンタリーが公開。

©️“Courtesy of the Peggy Gugggenheim Collection Archives, Venice".水の都、アートの都としても名高いベネチアに存在する、ペギー・グッゲンハイム美術館。そこはまさに、アートと恋に落ち、一生を捧げた華々しい女性の人生観が現れた唯一の場所。ペギーは、NYの裕福な家庭に生まれ、20代のときにパリへ移り住む。その頃、シュルレアリスムや抽象絵画の革命的な表現に出会い、伝説のパトロネスへと華麗な転身を遂げていく。

2018.09.27 23:00

双子のアートユニット、HAMADARAKA（ハマダラカ）の国内初大型個展が、DIESEL ART GALLERYにて開催中。

Platanical bone © HAMADARAKA「EDENDORDORADO（エデンドルドラド） ―楽園の物音―」。本展のテーマは、周波数「434Hz」の旋律により目覚めた生き物たちが織りなす「楽園」。周波数「434Hz」は、「432Hz」、「440Hz」という象徴的な二つの周波数の間の値であり、HAMADARAKAが共鳴した波長である。彼女たちの描く作品は、夢、温度、湿度、記憶に残った図像やノイズなどの、身の回りの存在を五感で捉え、サンプリングし制作されている。

2018.09.25 23:00

ジャッキー・サコッチオの個展、「Unbearable Lightness ― 堪えがたいほどの光」が、THE CLUBにて開催。

© Jackie Saccoccio, Place (Blue Speed), 2018 Courtesy of the artist and Van Doren Waxter, New York.サコッチオの作品において、キャンバスは描かれるものであると同時に、描くものでもある。彼女のオリジナリティは、絵の具を滴らせた二つの巨大なキャンバスを、引きずり、刷り合わせることによって、キャンバス上に偶発的な網目模様を生み出していくことによって、自然と人工の相反する緊張感がよりあらわになる。導かれるままに、自然と規律の関係性をよりいっそう鮮やかに描きだすことが特徴的だ。

2018.09.24 23:00

20世紀前後のパリの建築物、室内家具など失われる古きパリのイメージを撮影した、ウジェーヌ・アジェ（Eugène Atget）の写真展、『シュルレアリスム』がArt Gallery M84にて開催。

4232.Hotel d`Ecquevilly.Grand veneur de Louis xv.Rue de Turenne 60 © Eugène Atget / M84画家を目指していたアジェは、やがて写真家に転身を遂げ、偶然にも近所に居を構えていたマン・レイがその才能を見抜いて、前衛芸術家の仲間たちへ写真を広めることになっていく。その後、アメリカでアジェの芸術性は高く評価され、「近代写真の父」「写真家の税関吏ルソー」等と評されている。

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